生活が困窮しているはてな女子について

このブログは私がネットウォッチしていて書き残しておきたいことを書くために始めたものだが、いつのまにか自由に書くことが難しくなってきた。
好きなことを書いても影響力なんてまったくないのだが、エゴサーチというものがあるのでどうしても相手に伝わってしまう。
最初のうちはあまり気にせずに書いていたものの、何度か失敗したこともあり、自由に書けないことが増えてきてしまった。
ネットウォッチ的には踊り子に手を触れてはいけないルールがあるので、最初から言及しないほうが望ましいことはわかっている。
しかし、それでもどうしても個人的に書き残しておきたいこともあるのである。

ファンも多い人気ブログだったので、多くを説明することもないだろう。
コンビニで働くluvlife氏のブログが話題になったのは2年前のことだ。
バカッター騒動についてコンビニ店長が書いた「「うちら」の世界 - 24時間残念営業」(削除済)に影響されたこのエントリーは1690usersものブックマークを集めた(今でもブクマ数は増え続けている)。

最近のいろんなお店で起こるおバカな事件とネットの炎上のことで、いろいろ記事読んだ。


「低学歴の世界」って言葉が一番心に残った。

この言葉みた時、自分の居場所ってすとんとわかった気がした。



私はその世界にいるから。

はてなの中で感じてたなんかの違和感って、私ははてなの空気と違う「低学歴の世界」の人間だからなんだ、って思った。

私のいる世界→追記の記事2つあります - ひきこもり女子いろいろえっち

この以前からも注目を集めていたが、このエントリーをきっかけにさらに読者が増え、ブログ『ひきこもり女子いろいろえっち』には1年間で300万PVものアクセスがあったという。

はてなは私にはアクセスが多すぎた。
更新してなくても私にとってはすごい数のアクセスがある。

今、これを書いてる時点で、読者登録数1159、アクセス総数3031822。

人気あるブログから見れば、たいした数字じゃなくても、私には扱いきれない数字。

最終更新。 - ひきこもり女子いろいろえっち

luvlife氏ははてなブログ界隈(当時サードブロガーと呼ばれていた)で人気のある男性ブロガーと名義上の恋人関係になったことも注目を集めた。f:id:chuunenh:20150609005617p:image

名義上の恋人関係を大人同士が公言していることは珍しく、その実態がどんな関係なのかはまったく見当がつかない。
何をしているのかは想像するしかないが、できれば今後も関係を続けて、最後は名義上の別れ話からドロドロした展開になってくれると見守っているファンは喜ぶのではないかと思う。

絶大な人気があったとはいえ、個人的にはluvlife氏のブログ活動は長く続かないのではないかと思っていた。
ブログにプライベートな話題も書いていたし、職場でのトラブルなども具体的に書いていた。
もし書いていることがフィクションではないとすると、職場の人や知人が読めば誰が書いているのかわかってしまう。
性的なことも明け透けに書いていたので、恋人と別れてトラブルになったりしたら嫌がらせを受ける可能性もある。
だからいつ突発的に閉鎖してもおかしくないし、いずれブログ活動が行き詰まるのではないかと感じていた。
結果的には身バレではなく、注目が集まりすぎたことが原因でブログは活動停止になった。

先の見えない貧困生活

昨年7月に『ひきこもり女子いろいろえっち』は更新停止になり、いくつかのブログに分散しながら、Seesaaブログ『みかんのしっぽ』とアメブロconvenience luv』に活動を移した。
はてなブログを離れてからというもの、私生活でもいろいろと困難があったようで、luvlife氏は崖っぷちの人生を過ごしている。
ブログに書かれていた情報によると、いつ生活が破綻してもおかしくない状態のようだ。

食生活が経済的にひどい状態になってから、いろいろと栄養失調だと思う症状が出てきてる。
少しお金が入った時にまともな食事をとろうと思っても、食欲がぜんぜん湧かない。
この前、仕事の打ち合わせであれだけ暴飲暴食できたのがウソみたい。
なにを口にいれてもなんの味もしなくなった。
ボロボロになったゴムを噛んでるみたい。
唾液が出てこなくて、咀嚼がうまく出来ない。
それに疲れて、食べるのを途中でやめてしまう。
聞かれるままにじぶんの状況をそのまま話した。
ウツになったこと、それでバイトができなくなっていちじき完全に無職になったこと、いまもバイト復活させて書くお仕事もはじめたけどまだこれぐらいの収入しかないこと。(ちゃんとウソつかないで金額の話した)
家族と別居になってひとり暮らしになったこと。
家族からは経済的な援助を受けてないこと。
貯金がこれだけあったけど、これぐらいずつ取り崩して、いまはもうここまで(その金額も話した)尽きたこと。
ライフラインが順次停まりだして、自転車操業で繋いできてること。
食生活が金銭的に充分なレベルじゃなくなってること。
通院が経済的な理由でできなくなってること。
貧困に陥る若い女性が増えているが、luvlife氏の境遇もかなり深刻なものだ。
1年前、はてなブログで注目を集めていたときとは、まったく別人のようなブログになってしまった。

仕事をどんなに頑張っても、ひとりでしか生きれないわたしは、既に生きる能力に欠いているのだから、働いたところでムダじゃないの?って思う。

ホームレスになる日が先延ばしにされてるだけ。

だれにも会いたくない。
数日だけでも、だれにも会わないで暮らしてたい。
それすらできない。

マジメに生きても、それが難しいんだから、マジメに生きる意味がわかんなくなる。

いつかは離れる。
生きたままでも、死別でも。

いつかは終わる。

だから、いらない。
終わるものなんて、さいしょからなくていい。

なぜかなしみだけがいつまでもじぶんの実体のようにあって、しあわせからはすぐに剥離してしまうんだろう。

実体のようにじぶんにこびりつくかなしみもペリッと引き剥がそうとすると、残るわたしにはなんにもなくなる。

ウツになってからじぶんなりに必死でウツに抗って治すことばかり考えてきたけど、そのうち通院するお金もなくなって、カンタンに治る病気ではない、ということもわかってきたとき、ウツを巧く抱える方法を考えるようになった。

どんどんこわれていくじぶんの精神をなんとか修復するために、わたしはひとつの癒しを見つけた。
その癒しにはどっぷりのめり込んだ。

もともとは接点なんて奇蹟でしかないぐらいにちがいすぎた世界の人。

二度とその世界と交わることのないじぶんの未来をおもうと、やっぱり「しかたないね」ってつぶやくしかできない。

先月、luvlife氏ははてなに新しいブログ『ひまつぶしのーと』を作った。
少し吹っ切れたというか、なにかブログを書く意志のようなものが感じられる。

はてなに戻らないといってやめたはてなに戻ってきた言い訳はしません、って書きだしてまたはてなでブログつくって、それ数日で削除して、またこれつくって、わたしはもうあたまおかしいとおもうけど、おもうだけじゃなくてほんとにおかしいから、どうでもいいや、って開き直ってまたブログする。

いちばんさいしょの記事はこれ - ひまつぶしのーと

あ、わたしにはやっぱり「書くこと」はだいじ。
なんて意識がよみがえっちゃった。

そんな意識よみがえらなければ、わたしは平穏にブログもツイッターも忘れた人生を歩んでいけたのに。
ネットはピグだけ、っていう極楽浄土きぶんでいれたのに。

なんかまた感情の修羅に引き戻されて、わたしはまたこわれながらここに何か書いて、それでなにか考えたつもりになって、なんの役にも立たない文字をひたすら並べる苦行を続ける。

そうね? そのとおり! - ひまつぶしのーと

ネットにひきこもらずに生きること

luvlife氏は書く仕事をしているようなので、近い将来、書いたものが世に出る日が来るのかもしれない。
それは簡単なことではないのだろうし、どうなるかわからないが、チャンスをもらえたのは幸運なことだ。
luvlife氏はときどき恐れ知らずというか読んでいて心配になるほど正直すぎる文章を書くが、それが過去の経験によるものなのか持って生まれたものなのかはわからない。
どちらにせよ非凡な才能であることは間違いない。

ネットっぽい言い方をすると、luvlife氏はまだ完全に詰んでいるわけではない。
カンパを募ればお金が集まるかもしれないし、探せばお金を貸してくれる人もいるかもしれない。
あるいは強がらずに生活保護を申請してみれば受理されるかもしれない。
しかしこのまま病院に行かずにいると取り返しのつかないことになる可能性がある。
このままだらだらと精神疾患を悪化させるのではなく、誰かの手助けを求めるなり、アフィリエイトを始めるなり、新しい仕事を紹介してもらうなり何か違う方向性を見つけるべきだろう。
体調を悪化させながら無理をしてバイトを続けていくことが最善だとは思えない。

luvlife氏は自撮りをアップしたりオフ会に参加したりしていないので、もしかしたら本人がつぶやいているように中の人は本当はおっさんなのかもしれない。




おっさんが若い女を演じるのに疲れてきて、Twitterに顔を出す頻度が高くなっている可能性もゼロではない。
中のおっさんに言いたいのは、もう少し安心して見ていられるようにしてくれないと困るということである。
若者が日々の暮らしもままならないのに、こんな事を言ってアフィリエイトを貼らない言い訳をしていたとしたら、「そういうことはきちんと稼いでから言うべき」とクソリプするのがおっさんの役割でもある。
それは「呑気にブログを書くたのしみ」なんだよね。
なにも考えないで、読みにくる人がどれぐらいかも気にしないで、書きたいことだらだら書きたい時だけ書く、っていうゆるゆるなたのしみ。
そのゆるゆるなシュミとしてブログ書いてるんだから、いまのままでいーなー、って考えになった。
困難を乗り越えて幸せになるサクセスストーリーなら見世物になるかもしれないが、最近は不幸の見せ方が過剰すぎて見世物としてはかなり痛々しい。
そろそろ不幸から立ち直って成功のきっかけをつかむシーンになってくれないと見ている方も飽きてしまう。
そのあたりのことを中のおっさんは、もう少し注意してほしいと思っている。

(申し訳ありませんが、このエントリーはブクマ非表示です。)